タイ語の特徴(一般)

外国語を覚えるのに文法は勉強する必要はないと言う人がいます。文法を気にして母国語しゃべっている人なんかいませんから。
でも母国語としない外人に取って文法は知ることは外国語の習得を早める良い方法です。

しかし文法として特別に覚えるのではなく、文章の中で言葉の特徴を理解していく方が実践的です。

例えば動詞の特徴を考えると英語は現在形、過去形、過去分詞形と変化します。日本語は未然、連用、連体、仮定そして命令と変化します。タイ語は全く変化なしです。だからやさしい?

修飾語の特徴はどうでしょうか。日本語には形容詞と形容動詞があります(以降形容動詞も形容詞と言う)。そして使い方は変化します(赤い赤くなる、赤かったなど)。英語に形容動詞なんかありませが比較級で変化します。タイ語の形容詞は変化しません。

しかし形容詞の使い方がタイ語では日本語、英語と大きく違います。

日本語の場合修飾される名詞(N)の前に形容詞(A)がありますがタイ語は名詞の後ろにあります。


日本語 (A+N) English (A+N) タイ語 (N+A)
きれいな人 a beautiful women(men) คนสวย
khon Swai

この法則は指示代名詞、また造語(名詞)にまで及んでいます。例えば「この人」はタイ語では  คนนี้「khon nii」です。「飛行機」は เครื่องบิน「khurung bin」 です。 เครื่อง(khurung )は器また機械、 บิน(bin )は”飛ぶ”と言う意味ですからもし日本語でそのまま訳すと「機 飛行」となってしまいます。
もちろん例外もあるでしょう。(身分尊称、役職などは名詞の前。)しかし修飾語は後ろが一般的です。


次はタイ語の文章の特徴です。形容詞を保護(C)として使った場合動詞がありません。(英語のS+V+C)下の例を見てください。


日本語 (S+C+V) English (S+V+C) タイ語 (S+C)
彼女はきれいです。 She is beautiful. เขาสวย
khao Swai

タイ語を見るとKhao は”彼女”  สวย (Swai )は”きれい”ですから英語の ”is”(Be動詞) 、日本語の ”です”(繋動詞)に当たる単語がありません。

Be動詞に当たるものを เป็น(Pen)だと言う人もいますがเขาเป็นสวย (Khao Pen Swai)とは言いませんから 英語や日本語の文法に無理やりタイ語文法を当てはめないでタイ語の特徴だと見る方が良い気がします。

つまり保護として使われる場合、動詞はいらない。

เป็น(Pen)についてはまた改めて解説したいと思います。単語の特徴を見ていきますからそのとき単なるBe動詞、日本語の繋動詞では無いことが分るでしょう。

このホームページでも文法を説明するのでは無くが単語の使われ方を見ていきます。使用法を見てタイ語を覚えて行こうと言うのが私の主旨です。

なお説明で使うタイ語の例文は実際タイ語辞書やタイ人の本から抜粋しています。

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