バンコクに住む

バンコクに住む場合、まず住まいを考えなければなりません。10、000バーツ以上の住まいでしたら、バンコクにある日本人向けの不動産屋に行けば紹介してくれます。希望に会うものがなければ、しばらくかかるかもしれませんが探してくれます。10、000バーツ以下のアパートでしたら、自分で探すしかありません。
だいたい外国人が住めるアパートはある地区に固まっていることが多いので、1、2日かければ見つかると思います。ただし、交渉は英語かタイ語です。エアコン付きのアパートはだいたい5000バーツからあります。
日本からの引越しですが、持ってきたものに対して思いがけない税金を懸けられることがあります。(個人的に使うものに対しては税金はかからないはずですが、タイの税関が個人的な使用でないと判断するとかけられてしまう。)
次の物のトラブルを良く聞きます。映画などのビデオテープ、コンピュータ、そして骨董品です。コンピュータに関しては2台以上はゆるしてくれません。ある人は3台もってきて、80、000バーツの税金を取られたそうです。ビデオに関しては中古ビデオは販売品と判断され、友人の場合1個100バーツとして、30%の関税がかかけられました。骨董品に対しては、品物によるので良くわかりませんが、あるヨーロッパ人で数十万バーツと言われたそうです。その方は今、税関と交渉中です。
日常生活品については、ほとんどタイで揃えることが出来ます。電化製品についてはタイは220Vですので日本の製品はほとんどそのまま使えません。また、テレビ、ビデオ機器は、タイの表示方式はPAL方式を採用しているのでタイで市販されている映画などのビデオテープには使用できません。但し、日本からの製品がマルチシステムであれば使えます。ビデオゲームについては電源の問題(タイは220V)があります。電源を探す場合、日本で探すよりタイで探した方が簡単に見つかります。スーパファミコンの電源は400バーツで日系デパートで買えました。(値段は店によって異なります。)もちろん変圧器で220Vから100Vに変換して、日本の製品をそのまま使う方法もあります。変圧器もタイで買った方が安く買えます。もちろん日本のビデオゲームを表示するためのテレビはマルチシステムかNTSC方式です。

日本人の国際感覚

外国に数年住んでいると、知らず知らずに自分の考えかたが変わってしまったのか、初めてタイに来られた日本人ビジネスマンの方と話していると、奇異に感じることが多々あります。彼らは日本の中のビジネス感覚や考え方をタイに持ちこんでいるのです。
タイ人の知り合いに頼まれて、アパートの広告を日本人相手に出したことがあります。広告を見て、日本の中小企業の方が来ました。彼はアパート兼事務所を探していました。そこでの体験談です。
中小企業の方は言った。「私の会社はタイで日本企業相手にわが社の製品を売ろうと考えています。安くて、日本企業相手に商売をし易い場所に在る事務所を探しています。バンコクは交通渋滞がひどい。私が相手とする企業はバンコク市街が多いし、できればその近くにアパートも探したい。」
日本で考えれば至極当たり前の考え方です。しかし、何か抜けていませんか?
タイは外国です。まず第一に考えなければならないのは、安全です。そして、何かあった場合、対処し易い場所(病気になった場合、事故にあった場合など)、もし外国語を出来る人を雇う必要があれば都会の方が探し易いでしょう。彼の場合、セールスが多く人と会うことも多いでしょうから、何処にいるお客さんでも、比較的来易い場所を考えて、地域を選定すべきでしょう。確かに、バンコクを離れても、彼の言った条件のところは見つかるでしょうが、仕事がし易いでしょうか?病気になったらどうするのでしょうか?英語や日本語の出来るタイ人がすぐ見つかるのでしょうか?。
外国で会社をつくる場合、考えなければならないことは多いのです。
また、タイの会社で働こうとしている日本人の考え方にずれを感じます。
今、日本では就職難です。それで、外国に職を求めて出て行く人もいます。ここバンコクでも、職を求める日本人が増えています。しかし、職の求め方が奇妙に感じます。「大学卒、英語可、タイ語少々、20何歳。、給料は35000バーツ以上、土日休み」。給料について言えば、これはタイ人マネージャクラス(部長)の給料です。彼らは言います「日本人だから、これくらいは当然。」でも、考えてください。彼らは日本語以外、何が出来るのでしょうか?給料分の能力があるのでしょうか?

タイの交通事情

タイのバンコクの交通状態はすさまじいものがあります。その原因と今の対策を述べて見たいと思います。
バンコクは他の都市と比べ、全体の面積に比べて道路の占める割合が多くありません。例えば、アメリカでは道路の占める割合が24%、日本でさえ15%以上あるそうですが、バンコクでは、10%満たないということです。
また、バンコクでは、1日に換算すると350台以上(1995年)の自動車が増え続けています。これでは、政府がどんな対策をとろうとダメな気がしますが、どうでしょうか。ある大臣がタイ人がこの交通渋滞のため、無駄にしている時間は1日3時間あると言ったのも1回交通渋滞に巻き込まれた者なら納得できます。
タイ人に取って、自動車を持つことは昔の日本がそうであったように、1つのあこがれです。誰でも持ちたがります。また、お金持ちは2台目、3台目を持ちたがります。驚くことは、月6000バーツ(約26,000円)の給料のタイ人でも、持っているひとがいるのです。彼は給料以上のお金をローンの返済にあてています。彼が何故それを出来るかは共稼ぎだからでしょうか。中には、本当の仕事以外にアルバイトをしている人もいます。しかも仕事中に...。
増え続ける自動車に対して、政府もいろいろ方策を練って実行しているようですが、なかなか効果がありません。例えば、通学時間と通勤時間をづらすため、学校を7時始まりにしました。また、個人で2台目以上を持つ場合、税金を上げたり、つい最近では銀行の開始時刻をを8時半から10時にし、他の会社の通勤時間とずらしました。(効果がないため1996年9月にまた銀行の時間帯があわるそうです。)そして、いま考えられているのが、4人以上が車に同乗している場合、バス専用道路を使用する権利です。これは、今警察が取り締まりが大変になると言って反対し、検討中です。
いま、スカイトレイン(バンコク市内電車)が建設中ですで、地下鉄も検討に入りました。しかし、バンコクの交通地獄をなくすことにどのくらい効果があるのでしょうか。

タイの通勤事情

3、4年前まで、タイ人はのんびりしていて、遅刻しても「マイペンライ」(気にしないでの意味)一言ですまされてしまうと言われていました。バンコクの世界でも1、2番を争うすごい交通渋滞を考えると遅刻は当然かもしれませんが、しかし今オフィスで働くビジネスマン、ウーマンの彼らは非常に時間にきびしくなって来ています。
私がエカマイ北バスターミナル(地方からの長距離バスや普通のバスが発着するターミナル)に地方の出張から朝の4時半についた時の話です。バンコクの中心へ向かうバスはビジネスマンやビジネスウーマンでいっぱい。8時始りの会社(官庁では7時始りもある)へ行くため出勤バスへ乗りこんでいます。まだ、空は明けていません。バスの中では、日本と同じように寝ている女性もいます。
彼らはタイの朝の交通渋滞を考えて、出勤して来ているんです。会社にはタイムカードがあり、遅刻すると給料が減らされますから。
彼らの中には6時、6時半に会社に着いている人もいます。会社の近くのバス停に着いたら彼らはタラート(市場)に行き、朝ご飯を買ってそれを持って会社に行きます。
これは、シーロム(東京の丸の内のようなオフィス街)などで働くビジネスマンウーマンまたは官庁街で働く人たちのお話です。まだまだ、タイ流で働くタイ人も多くいるようですが、段々と変わっていっているようです。
ところでタイの交通渋滞は深刻な問題です。タイでは通勤ラッシュと通学ラッシュがかさならないように、学校の始まる時刻を7時にしています。そのため、日本人学校に通う生徒さんたちの家では5時には起きて、通学バスが来るのを待っています。また、学校に通う子供がいる日本人には、「指定地区以外には住まないでくれ」と学校側から頼まれるそうです。通学バスが生徒を拾うのが大変ですから..。

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