タイの少女レイプ問題

先月に続いてタイの幼児虐待、少女レイプ問題を載せてみました。

最近の14歳少女の残虐レイプ事件はタイ社会に大きなショックを与えたが彼女だけが被害者ではない。少女は中学3年生で今は怪我の治療と精神治療のためロッブリー県の病院に入院している。医者は彼女が精神的ショックから回復するのは長い時間がかかるだろうと言っている。

レイプ犯ヴィラット ラッシニー(37歳)は近所に住んでいた、少女の家族も良く知っていた人間だった。彼は犯行がばれるのを恐れて少女を殺そうと思ったと自供している。

この事件のわずか1週間前、義理の父親にレイプされた9歳の少女がタイのメディアで大きく取り上げられた。この事件では彼女の学校の先生が少女が下腹部から血を流しているのを見て病院に連れて行き、そこでレイプと発覚した。

少女は父親がレイプする前にポルノビデオを鑑賞させたと述べている。彼女の母親は気づいていたが少女に誰にも言うなと口止めし、少女を見捨てていた。

ソーシャルワーカたちは同じような運命で苦しんでいる多くの少女がいると言っている。あるソーシャルワーカは2000年に北部タイ、パヤオ県で起きた事件を語ってくれた。

この事件は5歳の少女がいろいろな人間に性的虐待を受けた事件だ。両親が離婚した後、面倒を見ていた祖父、叔父、少女が行く寺の僧侶そして従兄弟たちが加害者だった。

少女はソーシャルワーカにお寺で僧侶と遊ぶのが好きだったと言っている。お寺では少女に食事やおもちゃを上げていた。

ある日, 叔母さんが少女の性器が赤くはれ上がっているのに気づき病院に連れていき、事件が発覚した。医者が少女がレイプされているとつげたのだ。

「私が彼女にインタビューしたとき、少女は寺の上級僧侶がしたことを話しました。しかしそれが全てでは無かったのです。祖父、叔父たちが同じことをしていたのです。彼らは少女をセックスのおもちゃのように見ていたのだと思います。最悪なのは少女は日常行われた性的虐待に慣れてしまっていたことです。
彼女に絵を描いてもらったことがあります。彼女はいろいろな大きさのペニスを描きました。」

その後ソーシャルワーカは彼女の母親と連絡を取り、訴えるように説得したと言う。母親は自分の父親を訴えるこのに気乗りがしないかった。しかし最後は僧侶を除いて全てが刑務所に入れられた。

少女の祖父は刑務所で死んだ。叔父は現在服役中だ。僧侶は上告して81年の服役刑を免れ自由の身だ。 現在も僧侶は地元で尊敬されていて何事も無かったように生活している。彼の信奉者たちが少女の母親に告訴を辞めるようにお金を渡そうとしたが母親は断った。

「少女の家族はとても貧しく、今孤立しています。村の誰もこの家族を助けようとはしません。」ソーシャルワーカは村では僧侶は尊敬されているため彼の行いが”表ざた”になることは無いと言っている。誰もこの僧侶とその有力な信奉者たいとトラブルを起こしたくないのだ。

母親や親戚が少女の面倒を見ることが困難になったため、ソーシャルワーカは話し合って少女を県の施設へ送くることにした。今、少女はリハビリテーションと教育を受けている。

この県の施設では家族レイプで送られてくる少女たちが多くいる。「タンヤポン少女の家」のタウェー所長は今年8月に送られてきた少女の話をしてくれた。彼女は14歳。この施設に来たときはすでに妊娠していた。

多くの被害者たちと同じようにこの少女も両親が離婚した。今年の初めまで父親と暮らしていたが母親が再婚したため少女の生活を母親が見ることになった。母親は夜に露天商をして働いている。そのため夜は義理の父親と2人きりになっていた。彼は少女に性的虐待を加え、母親に話せば殺すと脅していた。母親は少女が妊娠するまでレイプの事実を知らなかった。母親は告訴し、少女は施設に送られてきた。

少女の精神的ダメージを軽減するため医者とソーシャルワーカは話し合って少女に堕胎させた。今少女は精神的ダメージから回復しつつあると言う。

タウェー所長はもし彼女が施設から出る用意が出来たら、施設は母親か実の父親か、または他の施設か次どこに少女を任すべきか決めなければならないと言う。「これらの子供たちは精神的にもろいんです。子供たちが来た日から出て行く日までわたしたちは注意深く面倒をみることが必要なんです。」所長は語った。

タイのレイプ事件の加害者は7割が親近者か顔見知りだそうです。そしてレイプ犯が訴えられ刑に服す確立は少ないそうです。


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