南タイで仏教徒僧侶を殺害

イスラム過激派ゲリラは宗教戦争を起こして南部タイ3県をタイから分離させようとしているようです。ついに仏教寺院が襲われ少年が殺されました。タイ分離派のゲリラ行動は段々エスカレートしています。

16日15人の政府軍がパッタニー県パナリ地区のプロムシット寺院に現れた。彼らは次々に4箇所の宗教寺院を襲った。

最初の場所で彼らは15歳と17歳の小僧を殺し、寺に放火した。この寺は全焼した。第2の寺院では76歳の住職の頭を殴打し、首を切って殺害した。そして同様にこの寺院も放火した。 第3の場所は礼拝堂だった。彼らは祭壇や像を破壊し放火したが火は消し止められた。そして彼らは僧侶の住居に何百もの銃弾をぶち込んだ。目撃者の話では10分間に渡り乱射が続いたそうだ。しかし僧侶たちは上手く逃げ出し怪我人は出なかった。

またヤラ県とナラティワット県でも兵士2人を含む5人が射殺された。兵士はパトロール中襲われ、市民はモーターバイクで仕事に向かっているところを襲われている。

この事件で南部タイのイスラム指導者たちは政府に対し冷静に対応して短気な行動をしないように求めている。

ヤラ県イスラム教徒支部のミニマカジェ氏はこの寺の襲撃は政府を挑発し過激な行動誘発しようとしてやったことだと述べた。「政府軍は沈着冷静に対処してほしい。彼らは平和を壊し、政府に過激な行動をさせて地元民の心を勝ち取ろうとしている。」と彼は言っている。

パッタニー県のタヨンルロ郡のワエウマ村長は反政府軍は仏教徒とイスラム教徒の間に報復合戦を起こさせようとしているがイスラム教徒が望んだことだと思わないで欲しいと述べた。彼は進んで反政府軍の情報を与えるつもりだと言っている。 「僧侶と見習僧の2人の少年を殺した反政府軍は全く宗教の教えなんか考えていない。人を殺せと教える宗教はない」とワエウマ村長は言う。

パッタニー県商工会議所のシリチャイ会長は言う。「この寺院襲撃で政府は南タイの重要地点、宗教寺院のセキュリティを強化させるだろう。しかし遠距離の寺院は無理だろう。ここは反政府軍に襲撃されるかもしれない。」

アフガン復興に携わっている緒方貞子女史はアフガンがテロ国家になったのは彼らの貧困を世界が無視していたからだと言っています。同じように南部タイも貧しいまま、いままで無視され続けてきました。ここではイスラム教の学校が地元民の手で作られタイ語の教育も無かった。

ある学校ではタイから分離すべく生徒に戦闘訓練を教えていたそうです。彼らは自分をタイ人だと思ってません。むしろタイ人は敵なんでしょう。政府も敵として処理すれば楽でしょうがタイ人ですから彼らのタイ人としての人権を無視することは出来ません。報道規制をして厳しく対処してきましたが政府の南部タイ対策は後手後手にまわっています。


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