新憲法は民主主義に反する?

7月22日にアンチ.クーデター.グループがプレム元首相の枢密院からの引退を求めて警察と衝突を起こしました。警察が200名以上が負傷、市民団体が30名が負傷したと報道されています。この事件でデモに参加していた独裁者反対民主主義グループのリーダーたちが逮捕されています。彼らが暴力を振るっていた分けでも先導していた分けでもなく逮捕理由が不明確ですが48日間拘留されるようです。

その拘留期間中に新憲法の国民投票が行われます。新憲法に対し知識人たちは民主主義を無視した軍人など特権階級のエリートが政治を運営しようとしていると非難しています。

「新憲法は軍人と高級官僚たちが政治を運営しやすいようにしている。」チュラロンコーン大学の経済研究所パスック女史は述べた。「憲法草案に反対して、これからもっと抵抗があるだろうし、また衝突があるかもしれない。」

このケンブリッジ大学出の経済学者は新憲法は民主主義を柱にしていない部分があると言っている。「民主主義にのっとっていない上院議員の選出方法がその1つだ。憲法では150人の上院議員を選出するが76人は各県から選挙で1名づつ選び、残り74人は権力者たちが作る7人委員会が選ぶことになっている。」もしこの新憲法が国民選挙で通れば軍部とエリートたちで国がコントロールされてしまうだろうと彼女は警告する。

パスック女史はこれは1976年から1992年までの軍部が支配していた政治と変わらないことになると言っている。この時代にはクーデタにより政権が代わり、軍部が国の政治、地方政治をしていた。彼女はこの歴史が繰り返されると言っている

また彼女は安全評議会で軍部最高指令官のソンティ将軍が9月にリタイヤして次回の総選挙に出てくるかもしれないことに懸念を表した。「問題は軍部による政治は長期繁栄を決してもたらさないと言うことだ。これは今までの歴史が示している事実だ。」タクシンの批判も書いた女性は続けて言う。

彼女は1997年に作られた現憲法を続けることが重要だ言う。この憲法は民衆のパワーを保証している。しかしこの憲法はクーデターによって現在破棄状態にある。

8月19日に新憲法の国民投票が行われます。この憲法は国民の信頼の厚い王様を利用し1997年に失った軍部に政治的力を与えると知識人たちに懸念されています。しかしこの憲法が施行されれば政治汚職がなくなり、国民のための政治が行われると考えるタイ人もいます。タイでは選挙で正しい人が選ばれないと考えている人たちもいるからでしょう。


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