ネット.ブックを知っているか

インターネットのおかげで最新情報がアッと言う間に世界中を駆け巡ります。日本ではATOMというインテルのCPUが話題になってました。何故話題になったのでしょう。タイではそれを使うであろうネットブックが紹介されています。

小型化、省エネ化したコンピュータの売上が伸びているが大手のPC製作販売会社はこの現象に考え込んでしまっている。現在、すでにPCメーカーはすでに薄利になってしまっている状態で、更なる低価格コンピュータ販売の成功を危機を持って見守っている。

このコンピュータはネットブックと呼ばれ、メモリチップも搭載していない。これらはエナジーシッピングチップを使っているのだ。このチップはウェブサイト閲覧とイーメイルのチェックを主な仕事としている。その価格はわずか3万円ほどだ。

この種のコンピュータは新しいコンピュータのカテゴリーになりつつあり、台湾のメーカー、エイサスとエベックスから開発販売された。

このスリムな小型機に警戒しながらも、PCメーカー大手のDELLとエイサーはこの市場に参入していない。しかしながら世界最大のPCメーカー、ヒューレット.パッカードはハイブリッド.ノートブックとミニ.ノートと名づけたネットブックでこの市場に参入して来ている。

また幾つかのメーカーは省エネーのPCで対抗しようとしているようだ。彼らはまもなくインターネットをアクセスするための低価格デスクトップPC「ネット.トップ」を市場に出してくるらしい。

シリコンバレーではインターネット時代に合わせた基本機能しか搭載していない CharryPal というデスクトップPCが7月21日に販売されている。価格は300ドル以下、大きさはA4サイズ本ぐらい、そして消費電力はわずか2ワットだ。そして この機械にはOSは無く、コンピュータ内部で動作しているように見えるがデータは離れたサーバーに保存管理されていると言う。

ある企業アナリストはこのCPU無し、OS無しで低価格の機械は大手PCメーカーばかりでなく、巨大企業マイクロソフトやインテルも脅かすことになるかもしれないと言っている。

あるコンピュータメーカは低価格コンピュータは良いことだ、新しいコンピュータのカテゴリーが増えることを歓迎すると言っている。しかしそれは今まで薄利の隙間に入ってくるものが居なかったから言えることだろう。「PCベンダーはネットブックより高いPCをどうように売っていけば競争できるのだろうか?」これがPCベンダーたちの第1の関心事になっている。

去年エイサスは300ドルのEeePCで新マーケットに参入して来た。主に若者をターゲットにして学生に売り込んでいった。しかしこの機械への興味はあらゆる年齢層に広がっていったのだ。そして世界中でEeePCは短期間に35万台を売り切ってしまった。同様にエベックスはCloudPCと言う名のネットブックを350ドルで販売し、2万台を売り上げている。

市場調査機関IDCによれば2007年にこの新カテゴリーのコンピュータは50万台を売上、2021年には900万台に拡大するだろうと言っている。またインテルは将来、この市場は4000万台の市場になるだろうと言っている。そしてインテルはその市場に向けて低価格の省エネーチップを開発している。このチップは主にネットブックに搭載されることになるだろう。このチップはAtomと名づけられ、台湾メーカーのViaのチップC7と対抗するものだ。C7は エベックスのネットブックMini−Noteに搭載され、これは500ドル以下で売り出されている。

インテルによればAtomは44ドルで市場に供給されるだろうと言うことだ。そしてインテルはこれから低価格PC市場が大きくなっていくだろうと言っている。

マイクロソフトもしぶしぶながら低価格市場に参加しはじめた。もうWindowsXPが売れる時代ではなくなりつつあるのかもしれない。消費者は低価格コンピュータに感心を持っている。

この記事が載ったころ日本では同様な情報は流れていませんでした。つまり遅れているのか?今は このような最新情報はインターネットを通じタイのような開発途上国でも簡単に手に入ります。いつまでも日本が最先端技術を知っていると思ったら間違いでしょう。そして科学オリンピックの記事で書いたようにタイでも優秀な人材が出てきています。近いうちに追い抜かれるのでしょうね。


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