津波の傷跡

去年の大津波の被害者でまだ身元の分からない遺体が多くあります。遺体の多くは1年経過しているので、見て識別することは困難です。今回DNAで娘さんの遺体だと確認されましたが、子供の生存を信じる家族が政府に再捜査を依頼しました。

1年前の津波で娘の死亡が1ヶ月前にDNAで確認されたドイツ人とタイ人の夫婦がタイ政府に娘は生きているから探してくれと訴えている。

このメイスマ夫婦は津波の後5歳だった娘が取られた言う写真を持って政府を訪れ、12月14日にこの災害処理の責任者会うことができた。

政府担当者の話ではこの夫婦は8月8日に娘ソリタイアちゃんの遺体を引き取りトイエット県で火葬にしたと言うことだ。この遺体はタイとドイツのDNA専門家から正式に識別認知されていた。

「何故彼等がこの話を持ってきたのか分からない。」政府担当者は困惑している。政府は彼等に子供を亡くした親に送られる基金から補償金をすでに渡していると言っている。

この夫婦の話しではドイツの津波災害後の写真を掲載したウェッブ.サイト(phuketremembers.com)に小さな少女が掲載されたと言う。彼等は最近それを見て、少女が彼等の娘だと主張しているのだ。写真はタイの新聞にも9日に載った。

メイスマ夫人は土曜日に写真の中にいた3人に会い、この中の医師の一人が写真は津波の起こった翌日に取ったと証言したと言っている。取った場所は津波災害センターの前だった。

「私はクリスマスのプレゼントに彼女が帰ってくるのを願っています。この写真で絶対に彼女が生きていることを確信しました。」彼女は言う。 メイスマ氏は90%の確率で写真の少女は自分の娘だろうと言っている。

プーケット知事は手助けすることは惜しまないが少女が本当に生きているのかは分からないと述べている。

この夫婦は8年間パングナー県でバンガロー経営をしていた。しかし津波の後は悲惨な災害場所から離れたいと言うことで現在プーケットに移りレストランを開いている。

この津波では5400人近くの人が亡くなり、今なお2,817人が行方不明者リストに名を連なれている。ビーチで死んだ人の多くは外人観光客だった。

今年、被害に遭った欧米の家族が幾組もプーケットを訪れています。同じ境遇の家族と会うことで慰めにもなるのかもしれません。タイではタイ人被害者の精神的サポートを行ってますが自殺者も出ているようです。

政府はいろんなイベントやプロジェクトを立ち上げる計画です。それを国は観光業を回復し、国の経済の数字を上げようとしているだけだ。被害者に遭った人のことは考えていないと非難する人もいます。しかし多くのプーケットやバングナー県の人が観光業で生活しています。多くの日本人観光客が訪れて欲しいと思います。


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