逮捕した爆弾容疑者全て釈放

大晦日に起こった爆弾事件の容疑者が逮捕されましたが1週間もしないうちに釈放、全く捜査は進みません。

1月26日、大晦日のバンコク爆弾事件の容疑者として留置されていた19人が証拠不十分で全て釈放される。しかし民間人で逮捕されたクリスダコン ティッポディは違法な火器を所有していたとしてそのまま留置されるだろう。

情報筋によれば19人の容疑者の指紋は事件現場から採集されたものと一致せず、また他の物的証拠も不十分だったそうだ。20日の家宅捜査で押収した物と事件現場採取された物とが一致するかの比較はまだされていないが 捕まっていた軍事関係者14人と民間人4人はこの一週間のうちに開放される。

もし新たな証拠が見つかれば釈放された者で逮捕者が出る可能性もあるが次回の逮捕状は証拠が明確になってからだされなければならない。

釈放される19人は事件を捜査するパヌポン警察中将の監視下に置かれると情報筋では言っている。

「彼らの行動を監視する以外にも我々のチームは意図的に彼らを襲撃する者がいるかもしれないから彼らを守る必要もある。特に5人の民間人についてはそうだ。」警察は言っている。逮捕されていた兵隊は彼らの所属部隊に引き渡され、彼らをどうするかは軍が決定することになるだろう。また民間人で釈放されたタナポル デェリアムはスリン県で起きた放火の容疑者としてスリン警察に送られる予定だ。

国家安全評議会のソンティ将軍は20日警察が手入れを行ったとき前もって彼に通知されていなかったと言っている。しかし逆にコンティ警察司令官は17日、この警察の手入れにソンティ将軍の許可を得ていたと言っている。

26日コンティ警察司令官はスラユット首相に会い、捜査の進捗状況を1時間ほど説明したそうだ。彼の仕事に満足しているか記者が尋ねたとき、首相は警察司令官は解決に努力していると述べるにとどまった。ソンティ将軍はコンティ警察司令官は個人的に責任を強く感じているのでそれが誤認逮捕をしないか心配していると繰り返し述べている。

国防省大臣は容疑者の開放の後、国家安全指令軍が警察と分かれて特別に捜査部隊を作るか検討に入ったと言った。彼はソンティ将軍がこの問題について最終結論を述べるだろうと言っている。

釈放翌日、軍は警察とは別に特別捜査部隊を編成しました。コンティ警察司令官は全く信頼されていないようです。そして30日にデイリーニュースを狙ったと思われる爆弾事件が発生しました。犯人は絶対捕まらないと捜査をあざ笑っているかのようです。

今でも南部タイではテロ活動が続き誰かが殺傷されています。バンコクでも新聞社に手榴弾が投げられ近くで爆発しています。軍政なのに治安はタクシン首相のころよりもっと悪くなった気がします。クーデターで何が良くなったのでしょうか。


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