タクシン首相殺害未遂事件

24日タクシン首相宅の近くで不審車を発見。調べたらTNTが4.5Kg、C4が1.5Kg、そしてニトロとガソリンが64.5Kg、その他起爆装置の部品らしきものが出てきました。すぐに運転者は逮捕されましたが、タクシン首相の自作自演ではないかと新聞は書き立てました。

新聞は反タクシン派ですからそういう記事を載せている気がします。反タクシン派は軍部にもいます。警察はその人たちがタクシン首相暗殺を計画したのではないかと考えているようです。

タイ警察は29日、24日にタクシン首相の家の近辺で停止させ調べたダイウ車に爆弾があった事件はタクシン首相の殺害目的であった疑いがあると調査を開始した。

容疑者タワチャイ中尉が運転していたダイウ車の8月9日、10日の足取りからもう1人の容疑者チャクリット軍曹のコンドミニアムの家宅捜査を行った。

チャクリット軍曹は爆弾を積んでいたダイウ車を中古車センターから買ったと言われている。彼の所有していたニッサンのピックアップではM16機関銃と実弾20発が発見された。

警察の話ではこのニッサンのピックアップはタクシン首相が9日ロイエット県から軍飛行場に帰ってきたとき目撃され、警察がマークしていた。警察の話ではピックアップはタクシン首相の車がパレードする近くに停められていたが丁度首相の車が来たときはその場所には爆弾を持っていたダイウ車と似た車が入れ替わって停められていたと言う。

また10日タクシン首相がカンボジアから日帰りしたとき、似たダイウ車がウィパワディ.ランシット通りでタクシン首相の警護人に目撃されている。タクシン首相はそのときに彼の殺人計画があった可能性があると語っている。

タワチャイは以前にパンロット将軍の運転手をしていた。元運転手が首相暗殺容疑で捕まったためパンロット将軍は国家安全指令軍の副議長から解任された。彼はこれは民衆の目をそらす企みで、同じピックアップとモータバイク1台に彼はゴルフ場から帰るとき追跡されたことがあり、そのとき彼を殺す計画があったのではないかと言っている。

彼は、彼を殺そうとした企てが、タクシン首相を殺そうとした計画に間違われたのではないか言っている。また彼の同僚である引退したサマーン少将がたまたまタクシン首相宅の近くにいたタワチャイに電話をしたと言うことでトラブルに巻き込まれていると言っている。

サマーン少将は反タクシン派と言われる元国防副大臣ワッタチャイ将軍の側近だった。そのときの関係でタワチャイ中尉がパンロット将軍の運転手になったと言われている。

警察では爆弾が見つかったとき容疑者タワチャイと電話したサーマン元少将を調べている。彼はタクシン首相宅に隣接して住んでいる。

パンロット将軍はワタチャイ中尉を正直な男で、何も知らず使い走りの捨て駒にされたいたのではないかと言っている。国防大臣は警察の捜査中はタワチャイ中尉を免職にすることを認めた。

何故、反タクシン派が軍部にいるのでしょうか。

昔から軍部の配置転換は軍のOBや軍幹部で行ってきました。その親玉がプレム元首相です。彼は軍部が支配していた昔のタイ政府の首相をし、彼自身も将軍でした。今は王様にアドバイスする枢密院にいます。国民の人気もあります。今まで、彼らが決めた配置転換リストを大筋でタイ政府が認め、うまく行っていました。しかしながらタクシン首相は軍隊幹部の配置転換に自分の信頼できる者(彼の近親者やクラスメイト)を置こうとしていると言われています。

今回の事件でタクシン首相は軍部の間で内定していた軍部高官の配置転換リストを新しく換えたいと考えていると言われてます。そのため軍部は今回の事件はタクシン首相が配置転換リストに不満で自作自演したのではないかと疑っているようです。

何が真実なのか分かりませんが反タクシン派関係者の運転していたダイウ車から爆弾が見つかったのは事実です。それも多量に。そしてその車は以前から警察にマークされていたようです。

新聞は事実をそのまま載せれば良いのですがタクシン首相にメディア批判され圧迫されたせいか反タクシン派を英雄のように扱っている気がしてます。今回も首相暗殺の真相より、この事件をきっかけに反タクシン派の圧迫を懸念しています。


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