反クーデター活動が活発に



クーデターが起こって何が良くなったのであろうか?南部タイの騒動は沈静化どころかひどくなり、経済も悪くなっている。

9月に今のクーデター政権下で作られた憲法が施行され、12月16日か23日に総選挙が実施予定になったがクーデターを起こしたソンティ将軍の思い通りに事は進んでいないようです。

3月18日枢密院議長プレム元首相宅に約800人のクーデター反対者が集まった。彼らはプレム元首相にクーデター.グループの支持を止め民主主義を出来るだけ早く復活するよう求めた。反対者の中には17日に行われたアンチ.クーデターのデモにも参加した者もいる。

デモ隊は「独裁者及び支持者」のシンボルである人形を掲げ、王宮広場からプレム元首相宅までデモ行進した。「我々国民は独裁者を現すこの人形を破壊する。」リーダーのチャナカーン氏は言う。 人形は4体あり、クーデターを起こした国家安全評議会、軍に支持された現政権、クーデター支持する知識人と組織体を象徴している。

このデモに参加した活動家たちは去年の9月のクーデターはプレム元首相の指揮で行われたと信じている。「何故枢密院の議長である彼が民主主義を後退させるような行為をしたのか我々には理解できない。このデモはクーデターから6ヶ月経った記念として行っている。」彼らは言う。

彼らはタクシン首相のタイ愛国党を解党することも支持しないし、クーデターも支持しないと言っている。この反対デモ隊は学生、ビジネスマンなどの普通の人たちで構成されている。

「6ヶ月経ったが我々はクーデターが起こされた正当な理由が何であるかまだ見せられていない。」リーダは主張する。国家安全評議会はタクシン前首相と彼の政府を追い出したが公正に裁かれた者はまだ1人もいないのだ。

このデモのあった同日、国家安全評議会を支持する1万人集会がラッチャダムヌーン北通りでソンティ将軍やバンコク知事を交えて行われていた。アンチ.クーデター.デモ隊のリーダーは彼らをタイを奈落の底に突き落とした犯人だと非難している。この馴れ合いの暫定政権が南部タイの騒動をより深刻にした原因だとリーダーは言う。

またデモ.グループはクーデターを起こした政府に作られる新憲法を支持しない、1997年に民主主義政権下で作られた憲法を支持すると言っている。

こういう中、民主主義活動家スリヤサイ氏はデモ隊がプレム元首相を刺激すると1976年に起こった惨劇がまた起こるのではないかと懸念していると述べた。彼は言う「タクシン首相は以前プレム元首相を非難していた。デモ隊が元プレム首相を非難することで国民をタクシン支持派に誤って導いたら政治危機がまたおとずれるかもしれない。」

ラッチャダムヌーン北通りではソンティ将軍が支持者に「集まった人たちはタイを繁栄をもたらす人たちだ。」と賞賛していた。

クーデターを起こしたソンティ将軍は悪の根源を南部タイが沈静化しないのは南部政治家のワダ.グループが裏で存在しているからだと言い始めています。このグループはタクシン氏のタイ愛国党に属していました。また ソンティ将軍はクーデターが行われる危険を感じているようです。彼は最近の軍部の人事異動で上部を自分の支持グループで固めてしまいました。また命の危険があると言うことで軍住居地へ引っ越しています。

このデモで彼は政府に特別戒厳令を求めています。しかし暫定政権は軍の問題で国民には関係ないと突っぱねています。

30日にも4000人のアンチ.クーデターのデモが行われました。このデモにはタクシン氏復帰を熱望する人たちも加わっています。今までタクシン氏待望論は禁句でしたがソンティ将軍や政府への不満がそれを破ってしまったようです。


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