タイの株価大暴落

1日の下げ幅としては30年来最大の下げ幅を19日に記録しました。理由は異常なバーツ高が続いているため中央銀行が為替の交換を制限する法律を作ったためです。持っているバーツを全額は外貨に換えることは出来ない法律です。貯蓄金として投資の30%をバーツで1年間保持しなければならない法律に、短期の儲けを狙うネット売買の外人投資家がタイの株を一斉に売りに出したのです。

この反応にタイ政府もびっくり。この法律は翌日撤回され、長期投資向けの国債などに制限されました。以下は中央銀行頭取がした言い訳(?)記事です。

1.この法案を作った根拠はなにか?

タイ.バーツは今年になって15%もドルに対し高くなっている。これは我々の予想を超えていた。他国を見ると通貨は 4から7%ぐらいしか上昇していない。タイ国だけが違っていた。
世界のマケットでは巨大な流動資産が動いて、資金がアジアに流れ込んでいる。中国、香港、シンガポールの通貨はコントロールされ真の価値ではない。タイ、インドネシアそしてフィリッピンの通貨は小さいがオープンに取引されている。それが今マネーゲームのターゲットに成っている。10月以降タイへの流入資金が跳ね上がっている。

去年、マネーゲームが韓国ウォンに対して行われた。タイもサプライ.ショックの影響を受けた。今年のターゲットはバーツだ。1997年、バーツが弱いと見られ、多量に売りに出され、バーツ.ショックが起こったがその状況と似ている。これを黙って見過ごす分けにはいかなかった。バーツの価格は真の産業部門にも影響を与える。

バーツは他の通貨が上下しているのに一定方向にしか動いていない。もし、この勢いを止められなかったらマスマス上がったに違いない。我々は輸出者を助けるため変動を小さくしたかった。輸出は2桁で伸びているが、先の注文の儲け部分がなくなってしまう。

2.何故、貯蓄金を儲ける法案になったのか?

11月資金流入は3億ドル/週だったが12月の初めの週に9.5億ドルに跳ね上がった。それは外国の直接投資と株投資だったが、ほとんどの資金が公債に入ってきた。

12月4日我々は公債への投資を抑える法律を発行したが効果はなかった。相変わらずバーツは上がりつづけ14日には35B/ドルにまで達した。金利のカットも助けにはならなかっただろう。金利のカットは経済成長を後押しし、資金が流れ込む。

そして我々にはインフレや石油価格の不安定の問題が残っている。多くの価格は抑制出来ているがどう調整していくかがペンディング状態なのだ。

金利と通貨の交換レートの相関関係ははっきりしていない。ある国では金利を高くしているが交換レートは上がらない。我々は金利カットは預金者を少なくし、長期的な発展の妨げになると考えている。

3.株式市場への影響は考えたか?

ある程度の影響は考えていたが予想を越えていた。マケットのパニックは我々が考えていたより大きかった。投資家の群集心理は強い。我々はもっと投資家の心理を考える必要があった。

法案は投資家にバンコク銀行の株を買うことを不可能にするためのものではない。我々はもし国債を買うならタイで持ちつづけてほしいと願っている。
マーケットへの影響を予測するのは難しい。10人の人がいれば10人が違った予想をするだろう。

4.多くの分析家がこの法案は投資家心理に長期的な影響を残すと言っているが?

投資家と言う者は配当を求めているものだ。現在、タイはちょっと不便だがまだ投資家たちを引き付けている。この法案は長期投資家に取って悪いものではない。もし貴方が短期投資家だったら、悪いがこれだけしか今は返せませんよと言うものだ。

ブローカたちは資金が株から国債に流れないようにすることに同意してくれている。それで、我々も法案を緩めることに同意した。我々のメンツを考えてはいられない。法案を撤回して、原則を残すことにした。

5.次の法案は必要か?

我々はバーツで儲けようと思っていない。バーツがまた上がったらどうするか?多分、我々は買う時期を考えるろう。

もちろん、この法案を外国投資家は嫌がるだろう。しかし臨時的なものだ。安定すれば規則は緩められるだろう。いつかはいえないが..。

バーツが弱ければ国は富むことは出来ない。バーツが強ければ長期的には利益になる。しかしながら輸出者が安心して注文を受けれるように安定させるためにバーツを買うことをしなければならない。

タイの中央銀行頭取はタリサ女史で女性です。この法律に対し彼女と大蔵大臣に随分批判がありましたが辞めませんね。普通野党とが大批判するのですがクーデターで野党も与党もありませんから

タイのバーツは確かに高い気がします。普段は日本円と同じ動きをするのですが今は逆です。日本円は安くなってますがタイバーツは高くなっています。やはりマネーゲームの対象になっているのでしょうか?


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