お守り「チャトュカム」大流行

町を歩くと首に直径5Cmぐらいのロケットを着けて歩いているタイ男性を多く見かけるようになりました。このロケットは「チャトュカム.ラマティップ」、短くして「チャトュカム」と呼ばれるお守りです。これがタイ全国で大流行してます。値段もアッと言う間に上がるので投資目的で売買が行われています。

このお守りはお寺の行事で、お寺が作るものでご利益があると信じられています。しかし古いと高いと言うものでは無く、売り出した寺、行われた行事(年月日)などで値段が高くなると言うことです。ナコン.シータマラートの有名なお寺で20年前に売り出した「チャトュカム」は100万バーツを超えるそうです。売買はインターネットでも行われています。

停滞している株式市場に投資するより「チャトュカム.ラマティップ」に投資する小規模投資家が増えている。この投資は国の金融政策など考えなくて良い。

投資家のレックは株売買に失望し、新しい投資先を考えていた。3ヶ月ほど前、彼の家に幸運が訪れた。バンコクからハウス.パーティへ義理の兄弟が来てくれたのだ。彼は首から幾つもの大きな変なロケットを下げていた。彼はレックにその1つをプレゼントしてくれた。その兄弟が言うには200バーツだが非常に珍しいものらしかった。 そしてそれが今3500バーツで売買されている。

レックはすぐに株売買の投資をこの「チャトュカム.ラマティップ」に回した方が良いと考えた。友人を通してこのお守りを何種類も仲介する業者を紹介して貰った。しかし彼の目ははシータマラート県で神聖なものとして作られる特別な「チャトュカム.ラマティップ」に向いていた。この県では昔から「チャトュカム.ラマティップ」を守護神として来て、ご利益があると信じられているのだ。

タイ人は裕福になれる言葉の書かれたこのお守りを持つものはお金持ちになれると信じている。

レックは奥さんには内緒で株に投資しするお金を珍しい「チャテュカム.ラマティップ」収集に回した。今、彼は150万バーツの価値のある「チャトュカム.ラマティップ」を所有している。彼はこれが1週間で原価の2倍の値段で売れると言う。

「私はもっとこのお守りを買うつもりですが流動的な市場を考えて売買しないといけません。」彼は利益を求めて神聖な場所と言われるところのブローカーに電話をしてこのお守りを注文する。ブローカの間では彼の名前は有名になってしまった。「顧客たちはチャトュカム.ラマティップを求めて私の家へ来るようになりました。今は忙しくて、昔のように出かけて直接買うことはなくなりましたね。」

ナコン.シータマラートのワライラック大学の社会学教授であるナロン氏は「チャトュカム.ラマティップ」の過熱している商売は少なくとも6ヶ月間は続くだろうと予想している。彼はこの現象を一時的なものと言っている。

床屋の親父がナコン.シータマラートの出身でこのお守りを売り始めていた。仕事をそっちのけで商売している。仕入れは知り合いのエージェントに予約してするのだそうだ。髪を切っているときもチャトュカムを買いたい客が来ていた。彼は5,6個のチャトュカムを首に着けていた。ニュースでは100個首にチャトュカムを着けているバイクタクシーの運転手を紹介していた。お客さんの指名が多いそうだ。お客さんはこんなにお守り持っている人に事故が起こる分けがないと言っていた。


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