クーデター暫定政権は失敗?

クーデターを起こしたソンティ将軍がバンコクポストのインタビューに答えました。

クーデターを起したソンティ将軍(元国家安全評議会議長)は2006年のクーデターを起したことで後悔は全く無いと語った。しかしスラユット将軍が首相を務めた軍暫定政権には失望の色を隠さなかった。 彼の意見ではスラユット首相は任期中、期待通りには働らなかった。

「しかしあの時は、彼を首相にすることが最善の選択だった。彼は国民の評判も良いし人気があった。私が彼を選択したとき、国民は彼を喜んで迎えた。」ソンティ将軍は中東に行く前に、バンコクポストのイアンタビューに答えている。彼は新首相が選ばれる1月29日に中東から帰って来る。

「国家安全評議会の目的は、民衆の要求に応えて、当時のタクシン政府からチカラを奪い取ることだった。ある者は私にこの政府は汚職政府だと言っていた。しかしながら、もしソラユット将軍が暫定政権の首相になりたくなかったのなら、彼は最初に私に言うべきだったのだ。彼は首相を引き受けた後で、首相を受けたくなかったと他人に言っている。彼は、そつの無いように首相をこなして、12月23日の総選挙日を待っていた。これは時間の浪費だった。」ソンティ将軍は言う。

彼はまた、ソラユット政府が人気を得る機会を逃したと言う。例えば物価対策だ。ソンティ将軍はクーデター後、自分自身が首相になるか否かについて悩んだそうだ。「私は国のために良いことをした。しかしそのことで、非難の的になりたくなかった。」

今度の総選挙で彼はタクシン親派を除くことに失敗したことを認めている。「クーデター後は民主主義と国のイメージを考えて行動をした。国際社会に我々を軍事独裁者と考えてほしくなかった。そうして国家安全評議会はスラユット政府に全権を与えることにした。全てが暫定政権に委譲され、国家安全評議会は監視役としての役割を担うことにした。しかし、この政府は全力を尽くさなかった。」

国家安全評議会は政府をコントロールすることは出来なかったと彼は言う。「私はあえて彼を信じ、何もしなかった。また、政府に命令したと言われることがイヤだった。」

彼の選んだ首相、スラユット将軍は先週のインタビューで、限られた時間で、強い圧力の中、ベストを尽くしたと言っている。「私はスーパーマンではない。全てのことをすることは出来ない。私はただの普通人なのです。」彼は語った。

ソンティ将軍は暫定政権の後期に副総理として政府に参加したが、選挙の票買いを止めることは出来なかったと言っている。また国家安全評議会はタクシン氏の資産を押収が出来なかった、これが選挙でタクシンシ派をサポートしたと彼は言う。いままで彼が何かミステイクを犯したのか訊いたところ、彼は財産没収が出来なかったことだと述べた。「彼は莫大な金を国内、海外に持っている。また、クーデターの目的は彼の資産の没収では無かったから出来なかった。」彼はもし時間が戻ってもクーデターを起しただろうと言っている。

 ソラユット将軍は良くやったと思います。彼は軍人なので経済政策などは他人任せでしたが、総選挙をいろいろな障害がある中、2007年中に公約通り実施しました。

 選挙後、ソンティ将軍はタクシン氏と電話で話したことを認めています。記者の質問ではお互い国のことを考えて行動していると言っています。彼の話ではタクシン氏の帰国は5月前になるだろうとのことです。 お互い敵どうしの間がらだったのに、仲間の挨拶を交わしたと言っています。これがタイ独特の治まり方なのでしょうか?


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