韓国の躍進

タイで紹介されたニューヨークタイムスに載った記事です。韓国の経済躍進に中国進出が大きく影響していることが分かると思います。韓国は中国と政治摩擦はないから上手く伸びていったようです。

韓国の多国籍企業ヒュンダイやサムスンは中国やアジア諸国で日本、ヨーロッパそしてアメリカ企業に対し五分の戦いをしている。

韓国の海外投資は盛んで中国では去年62.5億ドルを投資したもっとも投資した国であると中国商業省から発表された。 インドを見ると韓国最大の製鉄会社がオリッサ地区に120億ドルを投資し、製鉄工場を作ることで合意している。

韓国はアジアでは日本、中国に隠れているが世界11位の経済力を持った国に成長しているのだ。

今韓国は豊かさと経済力で韓国は海外で成功を収め、輸出と内需で潤っている。そして海外の投資は対ドルに対し2004年に価値が15%も上がっった強い韓国ウォンによって支えられている。

韓国政府は以前は海外からの韓国投資は国に取って良いこと、海外投資は悪いことだと言っていた。 しかし今は海外投資するのは愛国心だと勧めている。今、韓国企業は外国に外注しまたそこで生産している。

日本と競争してきたアジアのアメリカ投資家たちは韓国企業が力をつけて立ちはだかり始めたことに気づき始めた。「幾つかの活発な分野ではアメリカ、日本と同じレベルの競争力を持っている。造船、携帯電話、自動車などの分野だ。」ソウル国際大学のムーン教授は語った。「韓国はもう生産拠点になることは出来ない。労働賃金が高くなってしまった。韓国は東アジアのスイスを目指している。金融、運送そして商業の中心を目指している。」

韓国は1980年代は平均8.7%の経済成長をしてきたが現在は成熟期で今年前期は3%の経済成長だった。これは日本より高く、アメリカよりは低い数値だが今年全体の成長は4%が期待されている。輸出は2004年は31%伸びたが今年前半は7.3%の伸びだった。

経済が良い状態だが韓国労働者たちは失業率の改善を心配している。企業家たちは工業労働賃金がアメリカレベルに達し、家や不動産の価格が上昇していると言っている。「韓国人の賃金は高すぎてあらゆる企業分野で維持することは出来ない。競争力のある企業だけが韓国内に居る事ができる。」

実際アメリカ、日本と同じく韓国労働者たちは彼らの仕事が外国に出てことに不満を述べている。韓国自動車最大のヒュンダイの労働組合長は賃金交渉で外国への投資計画を問題にした。

韓国の製鉄、自動車、携帯電話、エネルギーの外国への投資は主に中国である。中国では現在3万以上の韓国企業がビジネスをしている。

中国政府の発表では外国投資の上位3カ国は香港、ブルティッシュ.ヴァシン.アイランドそして韓国と発表があったが去年まで余り注意を引かなかった。しかし香港は中国の1部だし、ブルティッシュ.ヴァシン.アイランドは良く多くの国から資金を集めて投資する。外国から投資とすれば韓国が去年もっとも中国に投資した国だったのだ。

2004年を見れば鉄鋼、自動車分野などが主に投資されているがこれは日本よりはるかに多い投資額だった。韓国の投資家は日本のように第2次世界大戦で戦っていないし日本企業が直面する敵対行為がないし、同じ陸続きだから安心して投資できると言っている。

「中国韓国の関係は5000年前から続いている。」韓国最大のエネルギー会社、SKカンパニーの会長は言う。会長は中国シャンハイにSKカンパニーをもう1つ作ると約束していると言う。

韓国最大の企業サムスンは中国に29の工場を持ち5万人の従業員を雇っている。そして今、中国人はサムスンを自国の企業のように感じている。

中国の2005年上半期の自動車販売台数を見るとヒュンダイが外国の自動車の中でもっとも人気がある。ヒュンダイの計画では年間60万台の車を生産できるようにするそうだ。ヒュンダイ系列のキアでは年間15万台を生産している。

計画通りに行けばヒュンダイは自動車の50%を中国、インド、チェコそしてアメリカで生産すると言うことだった。

中国の反日感情が日本人に理解され始めたのはサッカーアジアカップからだったでしょうか。それまではほとんどの日本人は反日感情は強くなく中国投資を1つの企業再生の機会と考えていました。それでも韓国ほど上手く行かなかったようです。

靖国問題、教科書問題いろいろありますが反日感情は愛国心教育をしている中国では治まらないでしょう。日本企業が幾ら頑張っても韓国企業を中国で凌駕することは無理な気がします。


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