タイの不景気状況<

世界不況の風の影響で石油だけでなく金の価格も下がっています。しかしバーツを信じられないのか中国街の金屋はにぎわっているようです。しかし下がっているのは金ばかりではありませんでした。金属類の価格がみんな下がっています。これには空き缶などを回収していたリサイクル業者が大弱り。

経済危機が金属類の廃品業者に大打撃を与えている。彼らは少なくなる納入業者とぐず鉄類の価格暴落に違法行為だと叫び声を上げ始めた。

2,3ヶ月前は1Kg当たり18Bだったスクラップの金属類が現在2B〜3Bで取引され、リサイクルビジネスからどんどん人が去り始めている。金属以外では使用済みプラスティック容器はキロ当たり12Bが4Bに、古紙はキロ当たり7Bが3.8Bになってしまった。

廃品業者のプアングチットさんは言う「金属の価格暴落は金の価格暴落より急激だ。多くの同業者が大損失して困っている。」

もっと最悪なのは彼らの集めたリサイクル物を買ってくれる納入先が無くなってきていることだ。リサイクル企業は彼の廃品物を買い上げ、溶かし加工した後に中国に輸出している。そして中国は更にそれをアメリカに再輸出していた。今、アメリカから中国への注文がストップしているのだ。

この金属価格暴落のため彼が集めた100トンものくず鉄類(源価およそ130万B)が売れなくなってしまった。彼はどうしてもお金が必要にならない限り、景気回復まで持ちつづけると言っている。

しかし現在価格はさらに下がりつづけ、納入先では以前の価格の20%でしか買ってくれないそうだ。

日本も30年以上前でしょうか古紙とちり紙交換する業者が乱立していました。しかし今は新聞紙とちり紙を交換してくれるトラックが回ってくることもなくなりましたね。タイもいつかそうなるのでしょうか?


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