ラングーンのタイランド.フェア爆破事件

5月始めに起こった事件です。ミャンマは安全だと思っている旅行者は注意をしてください。不安定になって来ている気がします。

5月7日ラングーンの4箇所で爆弾が爆発し、多くの死者や200人以上の怪我人を出した。このような大規模な爆弾事件は40年前に軍事政権になって以来のことだ。

爆発は午後同時刻にショッピングセンター.ドラゴンとジャンクション.エイトそしてタイランド.トレードフェアの行われていたヤンゴン.トレードセンターで起こった。

幸い、タイの展示会の爆弾の爆発でタイ人の被害者は無く、展示品のダメージも無かったとタイ国商業省副大臣は言っている。タイランド.フェアは5月7日が最終日だった。

タクシン首相はタイ人の安全確保のため輸送機C-130をラングーンの飛ばすよう命令した。そしてミャンマ外務省と連絡し、ミャンマ政府の監視下に置かれているタイ人を集合させるように言っている。

目撃者の話ではドラゴンセンターでは2箇所が爆破され少なくとも20人が死亡、13Km北にあるジャンクション.エイトでは40人以上が死亡したらしい。ヤンゴン.トレードセンターでは3階で行われていたファッションショーのとき爆発が起こり多数の負傷者が出したようだ。

ミャンマ政府は4箇所で爆発が起こったことを発表したが負傷者など被害についてはまだ発表していない。ミャンマ軍事政権は何10年も内戦を経験し、少数民族ゲリラと戦っているがミャンマの首都が攻撃されたことはなかった。

この爆発は日本で開かれているアセアンー欧州外国会議の最中に起こっている。この会議ではミャンマの民主主義の推進が話し合われていたがアンサン.スーチ女史の軟禁解除要求を問題外とする話しで中断していた。

ミャンマでは去年の末から小規模の爆弾事件が多発している。先月もマンダレイ市場で2人の女性が死亡し少なくとも15人が負傷する爆弾事件が起きている。そして被害者は居なかったが3月19日にはラングーンホテルで爆発が起こっている。これは軍政府がテロリストと読んでいるビルマ学生活動団体のしわざだと言われている。

ミヤンマはビルマ族を始めシャン族、モン族など複数民族が集まって作られた国家です。ビルマ族を中心とする軍が政治を動かしていますが不安定要因は多いようです。ミャンマが民主化されればこれら民族を抑えられず内紛が勃発する懸念もあると言われています。ですからアンサン.スーチー女史が首相になったらミャンマが平和になると言えないのです。ミャンマの民主化は各民族が独立を訴えて内戦勃発の引き金になる可能性もあるのです。


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