国境紛争

今年6月カンボジアと問題のプラ.ウィハーン寺院の国境問題は話し合いにより決定していました。ただタイ側はこの両国間会議を行った委員会JBCが決定権を持つことを認めていなかった。それでタイ国内で、この決定内容を見て大騒ぎ。PADグループなどは現政府を売国奴だとののしりました。それで政府は再度カンボジアと交渉するはめになりました。

そしてついに軍隊の衝突まで発展します。しかし1960年にこのお寺に関してはカンボジアの所有と国際裁判所が決定してしまっていますからタイ側は国際法的には勝てそうにありません。そしてそういう認識がタイ人の中でも広まったんでしょう。お寺に関して強く不満をもらすタイ人は少なくなってきたようです。問題はその周辺に移ってきています。

11月、カンボジアと交渉がもたれます。しかし今度は決定権のないタイの代表者などカンボジアは認めないでしょう。

10月28日夜、カンボジアと紛争中の国境問題について立法者と国会議員の間で会議が行われた。11月10日にカンボジアと行われる会談で、JBC(Joint Boundary Commission)に解決を全面的に任せるため、憲法に置ける承認が必要と考えられたためだ。

しかし今のところカンンボジア政府はペキンの国際会議中タイ政府が行った日程案にまだ回答を返していない。

JBCは2000年に作られた。しかしタイの政府が承認を与えた委員会ではまだなかった。そして憲法190条には主権に関わる問題には上院議会の承認が必要とあった。いままでJBCで合意されたことは常に国会の承認を得る必要があったのだ。

今回政府と立法者たちが集まった会議は外務大臣の要望で国民感情を刺激する問題だけに夜行われた。混乱するかに思われたが、このJBCで決定されたことに承認を与える問題は賛成409、反対7で決定された。

今回JBCではプラ.ウィハーン寺院の近辺4.6平方キロについて集中論議する予定だ。今、これが両国間の喧嘩の原因だ。タイはシサケット県の1部だと主張し、カンボジアは自分のテリトリーだと主張している。

28日カンボジアと国連の委員がプラ.ウィハーン寺院を訪れ、カンボジアはそのときタイ軍隊が1部破壊したと非難した。この寺院は7月ユネスコに国際遺産として指定された。また国連委員の訪問は11月7日にも実施される予定だ。

このカンボジアの主張にタイ軍は今回の衝突で寺院を破壊できるような大きな武器は決して使用していないと言っている。

こういう中で対峙している国境でカンボジア軍とタイ軍との間で将軍たちによるゴルフ大会が行われたようです。タイ軍は世論に戦争の危険がないことをアピールしたかったのでしょう。しかしカンボジア軍は前回の衝突で2人死亡している。軍備はタイ軍の方が圧倒的有利ですがカンボジアのフンセン首相がGOを出せば襲い掛かるでしょう。

とにかくあの地域にお互い1000人規模の軍隊を置いてにらみ合っています。


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