国民議会発足



暫定政権が発足し、そして暫定国会である国民議会が発足しました。

10月12日、242人の国民議会(NLA)のメンバーが軍と枢密院プレム元首相を支持する官僚たちの意見を元に選ばれ発足した。NLAは国会として働き、新しい法案の審議可決を行う。メンバーは農業従事者、労働者そして国民に人気のある知識人から選出されている。しかし中身はプレム元首相の関係する軍関係者が、退役した者を含め60名選らばれている。そしてさらにブレム元首相の下で働いていた官僚も含まれている。

民主主義活動家スリヤサイ氏はNLAを「将軍会議」と言っている。警察の将軍たちを含め国民議会の1/3にあたる76名が将軍又は元将軍だからだ。彼は労働者や民衆の代表者が少なすぎると言っている。

この議会には7人のイスラム教指導者、13人の市民団体代表者、29人の学者そして4人の政治家がいる。また反タクシン派として運動した民主主義国民連合の代表の1人チャムロン将軍、法律の専門家として有名なミチャイ氏そしてタクシン前首相のとき大臣だったボーワンサック氏も選ばれている。

労働者の活動家ソムサック氏は労働者の代表が1人しかいないのはおかしいと主張する。「政府は労働者たちの求める法律を施行したくないのだろうか。これでは労働者や農業者は意見を発言することが出来ない。」と彼は言う。

チュラロンコーン大学の政治科学科のスラット講師は内閣が誤ったことをしたときに正す国会が必要だと言っている。「代表となった彼らが暫定政権の操り人形でないことを望みます。彼は道理性、透明性を持った行動を責任を持って行って欲しい。」彼は言う。彼は会議の軍関係者について信頼できる人たちだと認めている。彼は市民代表より官僚代表が法を企画提案する場合は良いだろうと述べた。

メンバーはそれぞれ法律化したい議題を持っているようだ。あるものは外国人取得株について、あるものは汚職撲滅について、あるものは不公平な法律の是正について協議すべきだと語った。

クーデターを実施した国家安全評議会のソンティ将軍はNLAの活動に口をはさむつもりは無いと断言した。しかしながらNLAの議長に法律の専門家ミチャイ氏が名乗りを上げている。

NLAの議長にはミチャイ氏が選出されました。彼はタクシン政権のときにも働いたことがある法律の専門家です。そして軍と全く関係ない人です。クーデターを実施した国家安全評議会のソンティ将軍にとってはイヤな人間が議長になったようです。


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