アンダー.グランド賭博場の摘発

警察の汚職で多いのが闇賭博からのものです。地元警察とつるんでますから情報が筒抜け状態。過去何回も警察が手入れしてますが捕まるのはザコばかり。そして元締めは地元ではかなりの権力者ですから誰も逆らえない。

しかしアンタッチャブルだった有名な闇賭博場に警察の手が入りました。当然この手入れは地元警察には極秘で行われました。選挙公約でタクシン首相が違法な商売をしている地元で顔役たちの排除運動を約束してましたからそれを守ったわけです。

6月22日午前、警察の目と鼻の下で10年以上運営されていた悪名高きタオ.プーンの闇賭博場に手入れが入った。おとり捜査を含んだ空地作戦で353人のギャンブラーが網に掛かり、約5600万バーツが押収された。

この計画は2ヶ月前から練られていた。そして22日100人の警察と10人の重装備隊員が堅固なこのカジノ要塞を壊し、押し入った。このカジノはバンスウ地区に住む有名上院議員の持ち物だ。

この作戦のコードネームは「猫のネズミ捕り作戦」と呼ばれ、カジノが在るビル地帯全てを取り囲んで実施された。

押し入った部隊は3チームに分かれ行動した。NO.1チームは警察を見張る少年たちの封じ込め、そしてNo.2チームが鉄のドアを壊し押し入り、NO.3チームがヘリコプターでビル屋上からカジノに侵入した。 ギャンブラーたちは必死で逃走しようとしたが待ち構えていた警察官と警備員に捕まった。 目撃者の話ではこの作戦はアッと言う間に終了したと言うことだ。

この手入れで現金115万バーツ、賭けチップ5600万バーツそしてルーレットなどのギャンブル設備が多数押収された。

警察はこのカジノ手入れ準備を極秘に実施した。今まで何回か手入れを実施して失敗していた地元警察には一言も連絡されていなかったそうだ。カジノはすでに客を装ったアンダーカバーの警察官によって調べられていた。彼らはカジノのマネージャーの信用を得るため何十万バーツかのお金を使ったそうだ。

捕まったギャンブラーたちはバスに乗せられ警察にある集会場で取調べを受けた。彼らは違法賭博で容疑で4千バーツ以下の罰金と最高3年までの懲役刑が与えられる。またカジノのビルの所有者と賭博の胴元は23日に裁判所の刑務所に送られた。

警察は陽動作戦として前日深夜にペッチャブリ県の賭博場を手入れしている。期待通り、離れた場所にあるタオプーン.カジノは、同じ夜にすぐに警察の手入れは無いだろうと考え警備を手薄にしてしまった。その油断を突き午前5時半に手入れが行われた。

1度の手入れで300人以上のギャンブラーが捕まったのは始めてのことだと警察では言っている。賭博場には監視カメラが設置されていたが証拠として警察に没収された。

タオ.プーンカジノは人目に付く場所に在ったが20年以上難攻不落の闇賭博場として運営を続けていた。1日600人以上のギャンブラーに出張サービスも行っていたと言う。

警察では裁判所にビルの取り壊しを命令書を求めている。

タオプーン地区の地元警察指令官は左遷され30日間停職を言い渡された。そしてカジノを長く存続させたとして業務怠慢で訴えられている。地元警察は今まで15回もタオプーン.カジノを捜査しているが緊急手入れは1回だけでそのとき捕まえたギャンブラーは約20人ほどだったそうだ。

タクシン首相は地元のアンダー.グランドの権力者たちを今まで排除できなかった理由は警察が特別指令を厳格に実施していなかったことだと言っている。

この闇賭博場はタイ人誰もが知っていた賭博場です。私も賭博主の身内が国会議員なのを知っています。だから今まで誰もまともに手入れ出来なかったのです。

この摘発後、タクシン首相は闇賭博が行われないようにするために公営の賭博場を作るのが良いのではないかと言ってます。タイ政府がやりたい理由は賭博場からあがる税金なんですけどね。


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