デング熱流行の兆候

東南アジアでは鳥インフルエンザ以外にもデング熱が流行しそうです。タイ政府は注意を呼びかけています。

2005年は雨季を過ぎてもデング熱に注意する必要がある。そして2006年はもっと注意が必要かもしれないと厚生省は発表した。普通デング熱は7月がピークで乾季に入るに従い減少し、止る。「乾季の低い温度はテング熱の活動に適さないからだ。」病原菌対策本部のキティ氏は言う。

過去4年間はデング熱の患者は減少傾向にあった。しかし今年は注意を要すると言う。2004年、死者は44人だったが2005年は半年で33人が死亡している。タイ厚生省が心配しているのはマレーシア、シンガポールで患者が増えていることだ。マレーシアでは32,950人がデング熱に感染し、80人が死亡している。2004年の死亡者は68人だった。シンガポールは2004年は9,459人の感染者があったが2005年はすでに12,700人が感染し、19人が死亡している。

キティ氏は爆発的な流行はないだろうが感染者や死亡者は増えるだろうと言っている。「気候の変化と人の移動が流行の大きな鍵だ。マレーシアやシンガポールはデング熱が流行し始めている。」キティ氏は言う。

2004年はマレーシアに近い南部タイのスラタニー、ナコン.シタマラートそしてクラビ県で患者が多く発生している。地元民の移動とマレーシア人の移動が流行の原因だったとキティ氏は説明した。

スラタニーでは2004年は800人が感染した。2005年はすでに1800人が感染し、3人が死亡している。感染者の多くが6歳から12歳の子供たちだった。

現在デング熱のワクチンはない。しかしタイでは開発を続け、マヒドン医科大学のプロジェクトでは第2フレーズに入っていると言っている。2,3年のうちには開発されるだろうと期待されている。

南部タイにデング熱が多いのは雨季がバンコクより遅く始まるかららしいです。鳥インフルエンザでの死者は多かった2004年でも10人もいませんでした。デング熱で年間40人以上死亡しているから東南アジアに取ってこちらの方が怖い病気なんですね。


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