バンコク私バスの安全点検

バンコク市内の私営バスは以前から安全上問題あるのではないかと言われていました。そして今回一斉に安全点検がありました。

利用者の誰もがBMTA(Bangkok Mass Transit Authority) から許可を得て運営されている私営バスが安全でないと知っている。

「公営バスがずっと来なかったらしょうがないから利用するけど、なるべく利用しないようにしている。」31歳の事務員女性は言う。「時折彼らは猛スピードを出すし、無謀な運転をする。他の自動車と競争しているのも見かけるし、見かけも安全そうじゃないでしょう。もし事故でも起こったらと考えるのは自己防衛本能でしょう。そして事故っても誰も助けてくれそうもないしね。」

彼女の通勤するラマ9世通りは最近事故が幾つか発生している。停留所で待っていた大学生が跳ねられているし、モータバイクに衝突してバイクの後部座席の女性が足を切断してしまったこともある。彼女はもし事故にあっても彼らは何の補償もしないし、国が私営バスを廃止してくれることを期待しているとまで言っている。

昔から指摘されていた問題なのだが運輸省の副大臣は私営バスの性能と運転手の能力の向上について述べた。 バスは詳細にチェックし、運転手の再教育をする。そして 乗客の取り合いを他のバスと競争しない。 そのために私営バスの月給を5840バーツでバンコクの最低賃金をベースにし、もし無事故無違反であれば運営管理者がボーナスを払う。
彼は私営バスの事故は増加傾向にあり、現在63の運営会社があるが多すぎるのではないかと言っている。

公営バスのドライバたちについては厳選され、決まった教育がされている。彼らは基本賃金の他に日当手当てを貰っているしBMTAの厳しい規則を守らなければならない。彼らは長く勤めると給与も上がり最高は月給22,240Bになると言う。

BMTAの公営バスは規則に従ったメンテナンスが施され、補助金のおかげで良いコンディションが維持されている。しかしバンコクを走っているバスの23%に過ぎない。残りは許可を得た私営バスなのだ。

11月16日から1週間、私営バス(緑バス)の点検がありました。最初にチェックされた15台の内パスしたのは5台でした。パスしなかったバスのフロントガラスには使用禁止の赤いマークが貼られます。生活出来なくなると泣いている従業員もいましたが政府は改善してパスしなければ運営を許可しないと言ってました。

現在の私バスの給与体系は乗客が払った運賃の20%が運転手に、10%が車掌に行くそうです。おおよそ運転手が1日700B、車掌が300Bぐらいになるそうですが仕事をしない日には0だそうです。


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