エラワンのヒンズーの神、ブラフマン像壊される

タイは仏教国ですがヒンズーの神様や中国の神様も良く見かけます。
元そごうデパートの側にも有名なヒンズーの神を祭った神社があります。外国人観光客も大勢来てお参りしています。そのご神体である像が精神異常者によって破壊される事件が起きました。彼はその場で群集に殴り殺されました。

3月21日、有名なエラワン寺院(エラワン.ハイアット.ホテル横)に多くの人が集まっていた。彼らは壊されたブラフマン像の破片を拾おうとしているのだ。

像は午前1時に寺院に侵入したタナコン ピヂポール(27歳)に破壊された。彼は袋叩きに合い、ホテル入り口の近くで血まみれで死んでいた。その後、タナコンに暴行を加えたこの地区の清掃員2人が捕まった。2人は容疑を認めているが彼らだけではなく他にも多くの人が暴行に加わったと言っている。

今、寺院を閉鎖され、一般人は鉄の扉までしか行けない。そしてそこからは残された像の下部の一部が見えるだけだ。

タナコンは21歳ときにストレスから精神病にかかり、病院に通っていたと父親は言っている。彼の話ではブラフマン像を壊した前日は夜8時に帰宅していたが様子がおかしかったらしい。

タクシン首相はすぐに像を修復するように命令を出した。この像はプラ.プロムと言う名でタイ人に知られている。「この寺院はタイ人ばかりでなく他の国の人々からも崇められている。多くの国から悲しみの便りが届いている。我々は早く像を再構築しなければならない。」調査に訪れた文化大臣は被害現場で語っている。

芸術局のアラック氏はこの像を元通り復元するには2ヶ月かかるだろうと言っている。「壊された神の姿かたちを維持したい。また神体を失わないように新しい像には壊された像の残り部分が使われるだろう。」アラック氏は語ってくれた。

寺院はすぐにオープンされるが復元が終わるまで、オリジナルの絵や写真が置かれ、人々はそれを崇めることになるだろうとアラック氏は言う。

22日はこの悪いニュースで道端で花を売っていた多くの人たちは店を閉め、他の露天商も事件現場には現れていない。近くで飲み物を売っているパチャラさんは収入が激減するだろうが何十年もここで商売をしているので他に行くのは難しいだろうと言っている。彼女は像が元に戻れば商売も元通りになるだろうと語ってくれた。

この寺院はブラフマン像の前でタイダンスを奉納するのが有名で、タイダンスが無料で見られる場所としても知られていました。タイダンスはバリ島のダンスと似ていますがヒンズー教の影響が大きいのでしょうか。

ブラフマン神は全宇宙を支配する神様で、ブッタ王を招いて「生きること」をやさしく説教したと仏教法典には記されているそうです。そしてブッタ王が第2天国にいる母親を天国に導こうと天を訪れたときインドラ神とブラフマン神が現れて近づき、傘を使って彼を地上に戻したと言われています。仏教徒のタイ人には守護神として崇められています。


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